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湿布について



頚椎ヘルニアの保存療法に、湿布が用いられることがあります。腰椎のヘルニアでも用いられますが、実際に患者さんにとっては、あまり効果がないのではないか、と思う方は多いようです。

つまり、頚椎ヘルニアの病状を知っている方にとっては、ヘルニアとは神経を阻害している状態であり、このことで湿布で筋肉痛を癒すようなことにはならないだろう、と思うのはやはり当たり前とも言えます。

しかし、この治療法にはある根拠があるようです。まずヘルニアで神経症状が起こると痛みやしびれが出ますが、痛みについては筋肉の炎症や疲労が原因となっているケースがほとんどです。

筋肉は特にコルセットなどを常用していると固まりやすくなりますし、頚椎ヘルニアの痛みの原因そのもについても筋肉の硬化が主なものである、という場合も多くあります。

硬くなった筋肉を緩める、リラックスさせるためには、湿布はとても役に立ちます。また肩にも腕にも凝りが起こる場合も多くなりますので、このような場合も有効的に使うことにより症状を緩和させることもできます。

また、湿布には種類があり、冷やすものと温ためるものがあることは多くの方がご存知です。では、頚椎ヘルニアには冷すのと温めるのはどちらがいいのでしょうか。

一般に急性の症状、つまり発症した発端の時には冷す、また慢性化したら温めるのが適切と言われています。頚椎ヘルニアでもこのことは当てはまります。

痛みが出るのはやはり炎症が起こっている証拠ですので、まず冷やします。この場合、氷の袋や、アイスノンでも有効です。

また慢性化している場合、痛みが増すこともありますので、このような場合は中止して専門医に診てもらうのが適切な処置です。

頚椎ヘルニア