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再発について



頚椎ヘルニアの完治までの期間は人によって様々ですが、およそ、3ヶ月から半年と言われています。治療方法としては保存療法という人間の自然治癒力に任せたものが主になります。

その他に投薬や牽引、マッサージや整体、リハビリに鍼灸といった様々な治療法がありますが、患者の2割はこの保存療法で完治すると言われています。

しかし、注目すべきは、その完治した人の2割の中の8割の人が何もせずに治ってしまったというデータです。理由としては痛みに対する防衛策として、背骨の構造自体が脊髄や椎間板を圧迫しなように変化することだと考えられます。

つまりは、人間そのものが兼ね備えている自然治癒力によって治ってしまうということなのです。人間の持つ力は本当に計り知れなく、素晴らしいものです。実は、最近分かってきたことがあり、椎間板を圧迫しているヘルニアを食べてしまう細胞が存在する事実です。

頚椎ヘルには首にかかる縦のストレスと反るストレスで発症すると言われています。縦のストレスとは首にかかる上からのストレス、つまり頭の重さを支えるストレスやスポーツなどによるもの。

反るストレスとは交通事故や外傷性のものが多いとされています。このどちらかの要因が重なって椎間板を圧迫し、椎間板の中にある髄核が飛び出し、神経根を圧迫して、腕のしびれや痛みを発症するのが頚椎ヘルニアです。

しかし、その飛び出したヘルニアを元に戻そうと人間の自然治癒力が働き、その際に飛び出した椎間板を食べてしまう細胞がここ最近発見されたと言うのです。そして、頚椎ヘルニアを自然治癒させた例がこれに当たるのではないかと考えられているのです。

しかし、完治しても再発してしまう可能性は十分にあります。特に、手術をして治した人は再発しやすい傾向にあるようです。これはあくまで統計数字ですが、手術をした80%以上の方が、半年以内に痛みやしびれを訴える事実があります。

理由としては、手術することによって椎間板が薄くなってしまい、圧迫に弱くなって損傷しやすくなってしまうからです。ですので、出来るだけ保存療法での完治に努めましょう。保存療法で治していきながら、枕などの生活環境に気を遣うのがベストです。

デスクの高さや椅子の高さなど職場環境の工夫にも取り組むと尚良いでしょう。また、日頃から姿勢には気を付けましょう。頚椎ヘルニアが再発するかどうかは、その人の生活習慣の見直しにかかっています。どれだけ労わりながら生活出来るかどうかです。

難しいことではありません。「正しい姿勢で生活をする」という一点をしっかりと実行できていれば再発は十分に防ぐことが出来ると思います。

頚椎ヘルニア