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運動について



頚椎椎間板ヘルニアは40代からが最も発症しやすいと言われ、原因としては姿勢の悪さや運動不足などが挙げられます。姿勢の悪さについては、特にムチ打ちが起きるようなことを頻繁にしたり、寝違えるような姿勢で寝る習慣を避けなければなりません。

また、運動不足はあらゆる病気の原因となり得ますので、常日頃から適度に体を動かすなどをして、筋肉をほぐしておくことが必要です。

頚椎椎間板ヘルニアの予防や治療として効果のあるものは、主に頚部を安定させるための筋力強化トレーニングと、軟部組織の拘縮をやわらげるためのストレッチです。

頚椎椎間板ヘルニアの筋力強化トレーニングにも様々な方法がありますが、簡単な例では、頭に手をあて、互いに力をぶつけ合う方法があります。

手に力を入れることによって、頭からの力を支えながら、適度に筋肉を使うように頭、頚に力を込めます。この動作を数回繰り返しすることを毎日実践するだけでもかなりの効果が期待できます。

また手を後ろにあてる、前にあてる、片方ずつ左右でも行う、という4パターンで4方向の筋肉を鍛えることができます。

頚椎椎間板ヘルニアには、水泳などでもとても効果がありますが、リハビリの場合は、平泳ぎのように頚部を反るようにすることは悪化を招きますので禁忌として扱うべきです。

ストレッチでも簡単な方法がありますが、頚椎椎間板ヘルニアにもっとも有効とされているのは、首を横に曲げ、反対の肩を落とす、というものです。この場合もちろん肩を落とすことがポイントです。

左右を数回繰り返すことを毎日実践するだけで、頚椎椎間板ヘルニアにはかなりの効果が期待できます。また、頚椎椎間板ヘルニアのリハビリでよく用いられるのが牽引療法です。

牽引と安静を短時間の間に繰り返すことで、圧迫の部位を伸ばして痛みを改善する効果が期待されますが、痛みが重い時期や頻繁に起こるという場合に行うと、症状を悪化させてしまうケースが多いため、安定期にのみ使用されることが多い療法です。

頚部は腰部の運動に比べればデリケートなため制限されることも多くなりますので、注意して実施することをお薦めします。頚椎椎間板ヘルニアを根本から改善するには、頚椎周りの筋力強化は必ず必要になります。

頚椎には頭を支えるという役目があります。しかし、人の頭は思っている以上に重く、体重の5%はあると言われています。つまり、70キロの方であれば、3.5キロあることになります。

この重さを起きている間は、頚椎が常に支えていることになりますので、たいした重さに感じないかもしれませんが、1日15時間、365日支え続けていることになると、相当量な負担を頚椎にかけ続けていることは想像が出来ると思います。

また、現代人の仕事にパソコンなどのデスクワークがありますが、このような作業は、さらに首に負担をかけることになります。このように、頚椎には常日頃から負担がかかり続けているのです。

ですので、頚椎椎間板ヘルニアを改善するだけでなく、予防するためにも筋力の強化が必要になってくるのです。特に女性の場合は、男性よりも筋力が少ないため、常日頃から意識してストレッチやトレーニングで首周りを鍛えることが必要になってきます。

頚椎ヘルニアについて