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ストレッチについて



頚椎椎間板ヘルニアは年齢の若い人に非常に多く発症しますが、主な原因として2つあります。一つ目は、頚部の老化などの内因性タイプ、二つ目は、スポーツや事故などの外傷性のタイプです。

内因性のものは、加齢による椎間板の老化により発症するもので、高齢者に多く見られます。問題は、若い方が多く発症する外傷性のものです。外傷性のもので一番多いのがスポーツによる事故や車やバイクなどでの交通事故です。

スポーツによって、頚椎椎間板ヘルニアを多く発症する理由としては、首を激しく動かすことにより、「首に反るストレス」や「縦のストレス」がかかるためです。一度の衝撃は大したことがありませんが、この衝撃が積み重なることにより、徐々に症状が悪化していきます。

そして、交通事故なども頚椎椎間板ヘルニアを発症する多くの要因の一つです。また、交通事故などでは事故直後に痛みが出ることは少なく、事故後、3日~1週間程度で発症するケースが多くあります。

ですので、事故直後は痛みがないからといって油断していると、時間が経つにつれ症状が悪化することがありますので、注意が必要となってきます。

このような要因で、頚椎椎間板ヘルニアは主に発症しますが、予防策として適しているのは、肩周りの筋肉強化やストレッチです。ストレッチは、主に頚部の屈筋群や伸筋群、側屈筋群や回旋筋群を伸ばし、血流を良くしていきます。

ストレッチは予防法としてばかりではなく、頚椎椎間板ヘルニアのリハビリとしてもとても有効です。あまり勢いをつけずに、リラックスした状態で、痛みが出ないようにしながら、ゆっくりと筋肉を伸ばすことが大切です。

また、あまりやり過ぎずに、心地よい程度の緊張感を維持させるようにします。痛みを感じるようでしたら、すぐに中止しなければなりません。頚椎椎間板ヘルニアは、首を後ろに反らせるようにすると痛みの傾向も強くなります。

また、首や肩の他にも、背中全体の筋肉をほぐすことも大切です。ストレッチには様々な方法がありますが、椅子に座って首を横に曲げるだけでも効果があります。またこの場合、曲げた方向とは逆の方の肩を落とすようにすると更に効果が上がります。

筋肉を使いながらストレッチをする場合、頭の後ろに両手を支えるようにあてたままで鼻から息を吸い、口から吐きながらゆっくりと頭と手をくっつける方向に力を入れる、その後脱力させ、また繰り返す、という方法があります。

またこれを前への力、左右へ、というように4通りにこなせばより効果が上がります。頚椎椎間板ヘルニアの方は毎日行うことが最も望ましく、時間の空いた時にたまにやってみる、肩凝りがひどいときだけ、という方法ではほとんど効果を期待出来ません。

また、筋力をアップさせるトレーニングを用いると、より頚椎への負担を軽減するために有効です。まずは簡単なものから初めて、徐々に回数や種類を増やしていくことがお勧めです。

頚椎ヘルニアについて