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症状について



頚椎椎間板ヘルニアでは、その初期症状として、首の痛みや肩こりなどがあります。しかしこれは、加齢的な要素からくる典型的なものですので、あまり気にしないという方がほとんどです。

そして、代表的なものとして上げられるのが、手や下肢のしびれ、脱力感などです。脊髄が圧迫を受けることで、手足の先端にかけての強いしびれの感覚が、片側もしくは、両側に現れます。

また上肢においては握力の低下などが挙げられます。例として、ボタンかけが上手く出来ないなどの手の指の制御に不具合を見つけたりするケースも多くあります。

歩幅が狭くなったり、階段の上り下りがしずらい、というような日常生活をする上で支障が大きくなってくることがあります。

頚椎椎間板ヘルニアにおいても、他の神経症状と同様に、圧迫を受けている部位以外の部位が痛んだり、しびれたりすることが多くなります。例えば、脳から左腕と伝達をやり取りする神経が頚椎の部位で圧迫された場合は、その左腕の痛みが現れます。

また、比較的下肢よりも上肢の症状が多くなり、しびれも神経の伝達が上手くいかないことから起こることが多く、手が上手く動かない、しびれるというような症状が起こってきます。

もし、手足の先端にかけての強いしびれの感覚が、両側に現れるようでしたらかなり重症な部類に入ります。ここまでの症状になると、整形外科などでは手術を勧めることがほとんどかと思います。

しかし、手術を選択する前に一つ知っておいて頂きたい事実。それは、例え手術を行ったとしても、頚椎椎間板ヘルニアが完治するのはおよそ5%程度の希望しかありません。

つまり、頚椎椎間板ヘルニアの手術をした95%以上の方が、術後1ヶ月~6ヶ月以内に、痛みやしびれを再発しているのです。手術を選択肢に考えている方がいれば、この事実をしっかりと受け止めた上で、決断するようにしてください。

その他、頚椎椎間板ヘルニアには、頭痛やめまい、視力の低下や、意識がぼんやりするというものが比較的顕著なようです。また、正常位では何もなくても、首を一定の方向へ回したり角度を変えたりすることによって痛みやシビレが起こることもあります。

また、頚椎椎間板ヘルニアの症状に似た病気は多くあります。特に間違えないようにしなければならないのが、ムチ打ち症です。寝て起きた状態でムチ打ちと判断していたら、頚椎椎間板ヘルニアが進行したものであったという例は多くあります。

その他には、頚椎の後ろにある靭帯が硬化してしまい、神経群を圧迫する頚椎後縦靱帯骨化症があります。これらは全く外見では判断できないため、診断を受ける必要があります。必ず専門機関で受診するようにしてください。

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