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画像について

頚椎椎間板ヘルニアのレントゲン検査では、ほとんどの場合に骨の情報のみしか得られず、頚椎の不安定性、骨棘や椎間板狭小、脊柱管狭小などを検討するのみです。

そのため、頚椎椎間板ヘルニアを確定診断することはできません。ですのでヘルニアの存在をCTやMRIなどで確認します。

また、問診や神経学的な所見を用いた身体所見と合わせて診断の裏付けをするための検査であって、身体所見と画像所見が一致した場合にのみ確定診断が下されることになります。

MRIの画像所見では、椎間板の変性や突出の仕方、脊髄への圧迫の程度や圧迫の状態、また髄内輝度変化などまでが明確に、そして非侵襲的に把握することができます。

MRIは磁気共鳴診断装置の略で、磁気と電波を用いて体の状態を検査する診断方法です。レントゲンとの違いはまず被爆の心配がないことで、安心して検査を受けることができます。

特に頚椎や腰椎の椎間板ヘルニアのような個体によって症状にかなりの差がある病気には有用です。様々な角度から体の断面写真を撮影することができます。

検査の前準備として、身につけている貴金属等を外さなければなりません。時計やめがね、ライター、ヘアピンなどから、キャッシュカード、ベルトや肩凝り用のエレキバンまで、多くの種類があります。

円筒系の装置の中に入り、また反響音などもするため、閉所恐怖症の方は撮影できない場合が多くなります。その場合、オープン型のMRIで対処するという方法になりますが、全ての病院に設置されているかというと、そんなことはありません。

また、じっとしている必要があり、痛みが大きい場合には検査を断念することもあります。MRIによる画像検査は診断の有効性を高める上でとても重要になっています。

昔であれば治療を開始しても診断結果が確定しないという例も多かったようですが、今では常に効果の高い薬物や療法を初めから試行することが可能です。

近年注目されている、頚椎椎間板ヘルニアの手術法として、レーザー治療法がありますが、この方法でもオープン型のMRIで撮影をしながらレーザー照射を行うことが多いようです。

頚椎ヘルニアについて