マッケンジー法
頚椎ヘルニアの治療において、非常に重要になってくるのは保存療法です。その中でもリハビリはとても大事です。しかし、頚椎という部分は首にある為、間違ったリハビリをしてしまうと悪化する場合も十分にあり得ます。では、どういったリハビリが正しくて効果的なのでしょうか。
ここ最近、マッケンジー法という方法が非常に効果的だと言われています。五十肩などにも効果があるらしく、しっかりと実践していれば痛みの軽減につながるようです。マッケンジー法は、元々ニュージーランドの理学療法士が発案したもので、伸展運動に重点をおいたリハビリ法です。
「自分で自分の痛みをメンテナンスする方法を体得する」というコンセプトに基づいた療法で、病院にいる理学療法士の方がリハビリの一環として取り入れていることもあります。日本ではまだ浸透しているとは言えない面もありますが、アメリカでは既にポピュラーなものになっています。
ここでは、頚椎ヘルニアに効果的で、家で簡単に行えるものをご紹介したいと思います。まず、下顎に両手指を添えます。そこから顎を引きます。その状態から三秒かけて首を後ろに伸展させます。首が伸びているかに意識を置きながら行うとより効果的なものになります。
伸展させた後、ゆっくりと首を元に戻していきます。これを昼30回、夜30回行っていきます。朝起きてから二時間以内は首元の水分不足により、危険と言われていますので注意してください。この方法なら、頚椎ヘルニアの痛みを改善するのに、道具も必要ない上に場所も選ばないので非常にやり易いかと思います。
また、最近ではマッケンジー法に関する本も多数出版されています。それを読んで自分の頚椎ヘルニアの症状に適した方法を見つけるのも有効な手段だと思います。ただ、やりすぎは禁物です。安静とリハビリのバランスを考えた上で行っていくのが最も好ましいと思います。