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運動について



頚椎ヘルニアの主な治療法として、保存療法があります。安静を心掛けることによって、人間が本来持っている自然治癒力を高め、治していくという方法です。

頚椎ヘルニアは安静が主とされていて、これは欠かすことが出来ません。しかし、安静にばかりしていても良くないのです。

痛みが強く出ている時期はコルセットなどをして安静が求められますが、いつまでも安静にしていると、頚椎周りの筋力が衰えてしまい、返って症状が悪化してしまうことがあります。

そうならないためにも、痛みがある程度落ち着いてきたら、適度な運動をすることによって、血流を促したり、筋肉の緊張をほぐしたり、頚椎周りの筋力を鍛えることが必要になってきます。

保存療法は他にも投薬や牽引、コルセットの使用などが挙げられますが、これらは出来るだけ控えるようにした方が良いです。特に投薬は痛みやしびれを一時的に抑えるだけのものですから、それで、頚椎ヘルニアが治ることはありません。

また、牽引やコルセットばかりに頼りすぎると、先程もご説明した通り、筋力が衰えてしまいますので、返って回復を遅くらせることになってしまいます。出来ることならそれらのものは頼らずに治していくのが理想です。

それでは、今からでも出来るとても効果的なものを一つご紹介します。パソコンの前でも簡単に出来るものですので、ぜひやってみてください。

まず、手を組んで額に当てて、後ろに押していきます。それに反発するように頭を前に押していくというものです。左右に動かす時は、肘を張って手の平を耳の上から押していきます。

それに反発するように頭も動かしていきます。腕を変えることによって左右ともに動かす動作が出来ます。この時、首の動きを意識して行うと、より効果的なものになります。

また、気を付けて頂きたいのが、首を後ろに反らし過ぎる行為は、頚椎の椎間板を圧迫してしまい、痛みやしびれが出ることがありますので、首を反らす行為は絶対にやらないようにしてください。

そして、頚椎ヘルニアを根本から改善するには、首回りの筋肉を鍛えることがとても重要です。頚椎ヘルニアによって、現役引退をした元プロ野球選手の赤星憲広氏は治療にあたって、まず首回りの筋力アップから始めたと言われています。

赤星選手がよく行っていた方法がタオルを使ったやり方です。頚椎ヘルニアのタオル体操などとも呼ばれています。やり方は至って簡単で、先程ご説明したものとさほど変わりません。

先程、ご説明したものは手の平で行いましたが、これをタオルに変えて行うものです。まず、タオルをハチマキを巻くように頭に巻きます。そして、首を上下、左右の動作を行い、反発する方向にわざとタオルで引っ張って、力を入れ負荷をかけます。

この方法を上下、左右10回を2セットずつ行います。これだけの運動でも頚椎には十分な負荷をかけることができ、頚椎周りの筋力アップに繋がります。

また、行うときは、痛みを感じない程度に実践していただき、ある程度筋力がついた状態に自ら持っていくということが、頚椎ヘルニアを完治させるための大事な一歩になります。 ですので、毎日少しずつでいいので継続して実践されることをお薦め致します。

頚椎ヘルニア